海辺に置いてきたものたち

神谷の文字置き場

ミルク

 

 

最近は、

ずっとベースのことを考えている

こんなにベースのことを考えるとことは

今まで無かった

 

今まではずっと

ピアノのことを考えていた

だって、18年も一緒に

過ごして触れてきたんだし

指に吸い付いてくるような

あの感覚が、

私の支えだった。

直感的に私の感情を表現するのは

いつもピアノだった。

 

 

正直それは今でも変わらないけど

今はベースのことをほんとに愛せてる

少し太くて硬い肌触りの弦、

左肩にめちゃくちゃに負担のかかる

重さのボディはまるで

少し成長した赤子を抱いているかのようで

手がかかる分、愛しい気持ちになれる

 

本当に、あの子重いんだよね

アン直でもいい音出るんだけど

私にはまだあの子の音を

活かしきれてない。

 

これから私はベーシストとして

生きる覚悟を決めている。

もっと音作りも勉強したいし、

へっぽこな基礎もちゃんと固めて

リズム隊としての意識も

いまよりもっと極めたい。

 

なんと言っても

私はBlurred City Lightsのボーカルだ。

ここだけは譲ってはだめ

妥協してはいけない

ベースもボーカルも

何一つ言い訳できないからこそ

私にしかできない声と音、

もっと模索して見つけていくよ

 

3人だからこそできる

最高の音楽やってやるぞ

 

 

ミルク  /  羊文学

 

この曲は、私のベーボ人生に

かなり大きな影響を受けた曲。

 

大学時代、羊のコピーをしたとき

ミルクだけギターが弾けないから

この曲だけベースボーカルで演奏したな

 

「いつか終わる日が来ると〜」

からのベースラインが大好きで、

はちゃめちゃに難しくて苦労した記憶が。

 

でも、ほんとに好きだったから

絶対に弾いて歌ってやるぞと

猛練習してたらできた

出来ちゃったんだよな〜

 

私がBCLに入るってなったとき

めぐみんに送ったベース動画も

ミルクのコピーのライブ映像だった。

 

とっても思い入れ深い曲です。

この曲がなければ

ベーボなんて到底やろうと

思わなかったろうな。

 

音楽は出会いだね

 

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