海辺に置いてきたものたち

神谷の文字置き場

眠らないで

 

7.10[ sun ]

BCL初ライブ、

ありがとうございました。

 

この日は本当にいろんな

出会いがあったなって

しみじみと感じます。

 

私はBCLの中で

湧いて出てきたように現れた

なんの繋がりもない人間で

名古屋のシーンなんて

何にも知らなかった。

 

どこの誰かもわからない

私の存在をなぜかみんな

受け入れてくれいていることが

本当に不思議で、

こんな幸せなことはないと

ありがたさを実感している。

 

私の存在意義は

BCLでベースを弾くこと。

それさえしっかり果たせば

自分はここにいてもいいのだと

確信することができる。

 

半年も経たずに、

もうすっかり名古屋の音楽が

大好きになってしまった。

なんてことだ。

 

こんなにも大好きになってしまったら

私の人生が狂ってしまいそうだ。

もう人生の分岐点を完全にすぎている

そんな気がしてならない。

 

一度味を占めてしまったものは

簡単には戻れないものなので

もっともっといろんな人と

関わりたい、繋がりたい

そんな欲が出てきてしまうし

私のことを知って欲しいという

個が出てきてしまいそう。

 

本当は、

私を信頼して、私と音楽を

一緒に作り出していける

メンバーがいればそれでいいんだ。

 

全部ほどほどにできれば

うまくすべて両立できれば

ピリっとした痛みが

心を侵食することなんて

なかっただろうなと思うけれど

 

人は有機物。

生きているものは有限なので

限られた生命をまっとうする私は

今この刹那を噛み締めて生きて

楽しまなければいけない義務がある。

 

人間が生まれた理由なんてなくて

生きている理由すらも

本当はないと思っている。

 

だからこそ、

私はやりたいことはやるし

会いたい人には会うし

好きなものは好きだし

愛するものには

愛を告げなければ、

注げなければいけない。

 

私の生きる理由なんてそんなもの。

私は音楽が好きだと知ってしまった。

音楽に関わる人たちのことが

好きだと知ってしまった。

 

だったらやることは一つだね。

これからも、どんな形でも

全力でBCL頑張って行くよ。

出会ってくれてありがとう。

 

 

眠らないで  /  えんぷてい

 

先日、ついにえんぷていの

皆様とお会いしてしまった。

 

まさかスタジオが隣とか

そんな贅沢なことあるか?

ギョッとした。

 

えんぷていの存在は

私がBCLと出会う時に知った。

もともと名古屋の音楽を

全くもって知らなかった私には

最初に出会ったバンドと言っても

ギリ・過言ではない。

 

びっくりするぐらいよい。

それはもうびっくりした。

 

甘いんだよね、全てが

それは綿密に練られたコードや

音作り、声、歌詞、メロディ

直感的な部分もそうだけど

きっと甘みを計算して

生み出しているんだろうなという

人の心を掴んで振り回している。

手刀に甘い毒を仕込んで

心臓をほんの少し切り裂こうと

心のうちにわざと入ってくるような

姑息さに感嘆のため息が出た。

 

友やメンバーを通して

知り得たバンドだからいいけど

なんの繋がりもなく、

ただのリスナーとして

見つけてしまったら、と考えると

結構おぞましい感情になる。

 

だから、メンバーには

本当に感謝している。

えんぷていとこの距離感で

関われたことが

実感が湧かないほど贅沢で

これからの未来に

少し期待をしてしまっている

自分に舌打ちしている。

 

相乗効果として

改めてとんでもない人間と

一緒に音楽をできているんだなと

出会いとはすごいなーっと

半ばふわふわしながら

出会えた奇跡に鳥肌を立てている。

 

ほんとにベロっベロで

会いたくなかったな、えんぷてい

今度お話しするときは

しっかりBCLのメンバーとして

音楽的で建設的な状況でお話ししたいな。

 

眠らないでと言われたら

もう起きているしかないよね。

夜は長くて短いので

甘い音像に包まれながら

ブランケットの感触を

頬で確かめる時間を楽しもう。

 

この曲については

もっともっと語りたいが

今日はこの辺で。

 

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