海辺に置いてきたものたち

神谷の文字置き場

エミュレーション

 

昨日は初めてDAYTRIPでバンド練をした。

仕事で遅れてきた私を迎えるみんなの音が

疲れた私を包み込んで泣きそうだった

泣き真似をしたけど、

ほんとに泣きそうだったな。

 

いつもより緊張感のある練習で

自分の下手くそさが際立って

もっとちゃんとしなきゃなって

気を引き締めることが出来た。

 

私がバンドでどう考えても

足を引っ張っているのは

自分でも自覚してる。

自分に自信が無い。

本当にない。

練習しなきゃ、焦りが募る

 

いついらないって言われるか

分からない不安と

メンバーは優しいから

本当に言葉や態度を選んでくれてるという

罪悪感、情けなさ、

昨日はズキズキと胸が痛んだ

 

 

下手くそなりに甘えはダメだと

演奏に妥協は許さないという

気持ちはあるし(実現はできてない)

でも、才能あるメンバーの

理想値に私が追いつけるか

その不安が本当に

いつ私を潰すか分からない恐怖

全部私次第

気丈に、前に進んでいきたい。

病まないよ、私は強いから。

 

 

stargaze shelter / エミュレーション

 

昨日メンバーに送って貰う時に

車内で死ぬほど打撃を受けた曲。

あれからずっとずっとリピート再生。

 

目を逸らしたいくらい

いい曲だった。

打ちのめされているメンバーを

見るのが辛かった。

 

私は彼の曲が好きだ。

これは本当に客観的に聴いて。

だからここにいる。

 

いい曲なんてこの世にいくらでもある。

曲に誰が上で、下で、とか

私は存在しないと思っている。

 

誰かの心を揺り動かせるかどうか、

それ次第だと思っている。

私はずっとずっと虜なのに、

でもバンドをやっていく上では

より多くの人の心を動かすことが

目標になってくるわけで。

 

大打撃をうけている横で

私の存在の小ささに

私もグサリときてしまった。

彼の追い求めるものの大きさが

私を優に超えてしまった絶望。

私の好きなモノを否定しないで、という

小さな醜い感情。

 

でも、だからこそ、

このバンドが好きなのかもしれない。

言い訳を許さない、妥協を許さない

真摯に向き合う姿勢が

私の音楽生活の光であり

希望である。

 

私は彼が曲を作り続ける限り

ずっとずっと1番のリスナーであり

憧れであり、ファンであるだろう。

だから、ずっと食らいついていくぞ。

ずっと隣にたち続ける努力をしてみせる。

葛藤の夜。

 

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